千脇二区踊る文献ちうかPDF

こういうのは大好きだ

バッファオーバーフローを起こさせて任意のコードを実行するテクニックにも、coding golfに通じるものがあって、それはそれで審美的欲求を満たしてくれていたのだが(その手の本を読み漁った主な動機はそれだったように思う)、正面切って楽しんでいる様はすがすがしい。陽のあたる場所に出られたんだなぁ、という感傷が、ちらとよぎる。もちろん自分は日陰にも行けなかったのだし、最初、機械の神はハッカーだったのだから、日陰者であったわけでもないのだろうけど。
ところで、「与えられた入力に対して、とりあえず回答とされるものを返せば、ランダムなコードでも正解とみなされる」という姿勢というかattitudeは、日ごろの自分の仕事っぷりへの十分痛烈な皮肉になっていて痛し痒し。intやcharの範囲でのみ正しいコードを笑う俺は、もっと狭い境界条件で破綻するコードを山ほど書いている。
ところで、short codingの果てには何があるか、というとチャイティンのいう限界があるわけだ。