Mailmanインストールのはまりどころ.

その1)/bin/su - mailmanして作業するべきところと su しないといけないところの区別が、インストールガイドでは見落としがち、たしかにrootで作業すべきでないところは、文末の「ない」の2文字とかが強調されてはいるんだけど、それよりは手順としてうまく行く作業例をひとつ示したほうがミスは少ないような気がする。
肝心の工程は、mailmanのユーザ権限で実行可能。そのため、 adduserする時点で、 /bin/bashを使えるようにしとくべきだった(いつもの癖で shellに /sbin/nologinとかを指定してしまっていたのが面倒の始まりだった。自分のアカウントをmailmanのグループに加え、
newgrp mailman
としてから作業するとかしていて、さらにハマった。
その2)./configure --with-cgi-gid=apache --with-mail-gid=mailman とする
(CentOSPostfixの場合など)
で、この設定のうち、--with-mail-gid=mailmanが必要だってわかるのは、インストールガイドの終盤になってから、というあたりがかなり頭にきてしまった。せめて関係しそうな章ぐらいはリンクしといてくれれば探すのに、とか。
そのほか、ガイドの欠陥ではないけれど、
data/xxxx.db とかはすべて chmod g+w しとかないとだめだ。 virtual-mailman とそのpostmapの生成ファイルのpermissionを644 にしといて、これも見事にハマった。