資本主義から市民主義へ

上のエントリで「非決定的な、というかランダムな(ad hocな)試行による解空間探索」とか書いたが、本書のp.199で、ゲーデルの定理をそういう試行の結果得られた真理として捉えてるところは興味深かった。真理の「発見」による公理系の拡大という形で数学に「進化」が存在する、というのは、確かにゲーデルの仕事の帰結としてポジティブな捕らえ方かもしらん。