Google ChromeとSELinuxについて(あとで)読む(追記あり)

(2008/9/10追記:9/10のエントリでDan Walshの記事の訳をつけた)

それぞれのサイト(ドメイン)に対して、DNSの情報もしくはIPアドレスを元にラベル付けをして、それらを internal_website_tというタイプを割り当てておき、そのドメインのページを表示するタブのプロセスからは、そのドメイン以外の"internet"に属するオブジェクトへはデータを渡さないことにする。
悪意あるページやプラグインがあっても大丈夫。そもそも、所有権のあるところから外へはいかなるデータも転送することが許されない。
この仕組は、Chromeが同じタブ内で異なるドメインのページを表示するときにも別プロセスを生成することに依存している。
V8というjavascriptのエンジンが別プロセスで実行されることも重要なポイントで、さもないと、javascriptのような動的に生成されたコードを実行するのが、ページを描画するプロセスの一部であったなら、execheapやexecstackなどの(望ましくない)機能を追加しなければならないからだ。

↑当たり前ですが注意:ちなみにSELinuxはその名の通りLinuxベースの技術です

ですから、現行のWindowsベースのChromeブラウザをSELinuxですぐにどうこうできるわけではないです。
かくいう自分も、上記の記事読んで無用に胸躍らせてしまったクチですが(汗