オバマ候補のブレーンの本を読了
- 作者: ロバートライシュ,雨宮寛,今井章子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/06/13
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 170回
- この商品を含むブログ (99件) を見る
企業は利益のためにある。利益のためなら政治家も動かす。CSRなんて建前だ。政治家は金が欲しいから、企業をTVの前でコキおろして国民のガス抜きはしても立法はしない。。。。なーんて、日本人のオトナなら、腹の底では諦念とともに理解しているようなことをあからさまに書いてありますが、それを改革していくのだ、という鼻息は本物でしょうね。そういう国でなければ、いくら日本の先例があったとしても、あの金融危機を3倍速どころか5倍速のテンポで片付けたりできませんし、恐慌を起こすこともできないでしょう(汗
「高度に洗練された民主的戦略は腹芸と区別が付かない、、、、」
とりあえず、かなりお薦めの本には違いありません。
(2008/10/6追記)ひとつだけ茶々
いまから心配するのはナンセンスだけど、市民から政府・政治家へのアクセスと圧力が究極まで高まった場合、SuperDemocratismなんてものが実現するのだろうか?
究極の衆愚政治?