ドラッカーの「テクノロジストの条件」を読んだ
テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/07/29
- メディア: 単行本
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特にテクノロジストについて関連するところだけ。後は眺めたのみ。
読書感想文:読書メモ「テクノロジストの条件」 - 思考の道具箱 - Seesaa Wiki(ウィキ)
もともとはこちら↓の記事に触発されて読んでみた。上記の私のメモなんかよりずっと示唆的。
最上の日々(2008/8/4)最上の日々(2008/10/3)
追記:GTDとかLifehackとか
ドラッカーのいう知識労働者の生産性改革の手法は
という形で我々の目の前に現れているのだと思う。
でも、そういう手法にとらわれているうちは、その第一歩である
- 何が目的なのか
- 質を自分で管理する
- 顧客指向
とかいうことが抜け落ちてしまう。
目的を見失ったままで、手段の選択はできない。
(2008/12/1追記)
p.230大学の変容:学生が集まってきて学ぶところではなくて、研究結果、情報の発信センターとしての機能が重要視されるようになる。
大学が何かになる、というんじゃなくて、ここでいう「大学」ってのは、テクノロジストの情報交易、転化、創造を行うセンターであって、情報の工場みたいなものになる。
そこで、情報の利用の枠組みとして、知的所有権が焦点になってくる(きてる)んだろう。
オープンソースとか、バザールモデルとかは、大学・学会のありかたとして捉えた場合、現在の論文誌システムを凌駕するものになるだろうか?
いやまじで、都市の存在意義として、「勉強会ができる」人(非常に高度な情報インフラ)的インフラの集積度が上げられるのではないかと思えてきた。