RubyKaigiの速報ログなどをつらつら読んで、Ruby標準化について思う

Matzや、現在の関係者の多くは、標準化なんて「しぇえからしか!」という気分があるかもしれないが、自分なんかは、どうも「仕事で使えないなんてもったいない」という気持ちである。
特に、Rubyの実装がいくつか出てきている現在、システムを変えたら、古いスクリプトをメンテしなきゃならない、、なんてことがあるんじゃないかと憂えてしまう。
(そういうケースが本当にあるのかどうかは別だ。昔、システム管理のコードをJavaで書いていて、Javaのバージョンやライブラリ構成の変化に泣かされたトラウマがそうさせるのだろう。そう、ビジネス向きと思われてるJavaだってそんなにアテになるわけじゃない。。。メンテ=メシの種という意味ではビジネス向きだが...orz)
そのままRubyの名前を使うのは、おそらく誰も喜ばないだろう。JavascriptからECMAが出てきたように、JIScriptとかいう名前で、文字コードとして(少なくとも)Unicodeが扱える状態で、仕様をフリーズしてもらえたらどんなに有難いだろうかと夢想してしまう。
その一方で、とりあえずRuby1.8.[5-9].*を使い続けていれば、そんなにひどいことにはならないだろうな、という楽観的な気分も少しある。困る人たちは、1.8.xのセキュリティパッチをがんばってサポートすればいいだけの話ではないか。