核『アレルギー』なのか

とある外国映画の核兵器の扱いがあまりにも安易だと憤慨しているサイトを見掛けた。日本人ならばこうは描かないと。
ところで、核兵器に敏感な人は何を心配しているのだろうか?思うに未知のファクターに対する安全率の違いなのではないか。
放射能が人体に及ぼす影響は人体そのものへの100%の理解が無い以上、なんらかの安全率を見込む事になるが、そこに『アツモノに懲りて』の係数がかかっているのかもしれない。ただし、バイアスの無い人々の判断が正しいとも思わない。人間は大抵はリスクを過少に見込む傾向がある。『向こう見ずなサル』だったからこそここまで繁栄したような気がするのだ。そして、それが理由でいつも痛い目に会ってきた。

(7/18追記)
こんな記事もあるチェルノブイリの事故現場はいまやバード「サンクチュアリ」なのだが、そこにいる鳥たちには異常がみとめられるということだ。