認知

なぜ新皮質は6層「も」あるのか

HTMのJeffの説明を読んでいて、大脳新皮質の「6層」構造が複雑すぎるような気がしてきた。 周囲の感覚器や小脳などとの配線だけが複雑で、オリジナルのHTMのコラム以上の複雑さは必要ないのではないか? 遺伝子の進化のあとを辿ると新皮質の原初の形態や、…

深層学習がすごいとか、人工知能は難しいという人は問題を見る方向が間違っているのではないか

人間とその脳は、できることをやっているにすぎない。 認知可能な組み合わせを分別しているにすぎない 脳に全く異なる構造から発生したデータを与えても全く理解できないはずだ。 生まれた時から盲目だった人に目から信号を与えた時よりも絶望的だ。 人間に…

UI雑感

https://twitter.com/ocaokgbu/status/730503828835950592 UIの「効率」を動作と情報量で考えていくと、スイッチオンの1ビットで勝手に情報を浴びせられるテレビやラジオに行き着く。確かにそれが最高という場面はある。 普通は、操作による可能性の広がりと…

onairvrはSR的状況

自分のコントローラ、すなはち手だけが遅延している状況現実感が揺らいだときに唯一の頼りになる自分の手の動きのフィードバックが遅れる脳はもともと遅延を上手く処理して矛盾を回避してきたので、軽微な遅延なら無視するか、直ぐに慣れてしまうかも。もし…

「人と芸術とアンドロイド」読んだ

斜め読みだったけど、お金出して損は無いと思った。 人と芸術とアンドロイド― 私はなぜロボットを作るのか 作者: 石黒浩 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2012/09/03 メディア: 単行本 クリック: 18回 この商品を含むブログ (5件) を見る 再読したいが…

地面の推定に使える各要素

アンサンブル効果で精度を「安定させたい」 脳は身体をアクチュエーターとして、行為のシナリオを参照してもっと微妙なことをやっているはず。つまり、さっきは寝ていて、起き上がろうとしているのだから頭はここにある、ということ。 データがなければさっ…