Xen 3.3がリリースされた(2008/8/22)
すでに旧聞かもしれないが、メモ。
- ダウンロードページ
- Xen.org、仮想化ソフトウェア最新版「Xen 3.3.0」をリリース | SourceForge.JP Magazine
- virtualization.infoの紹介記事などによれば、主な特徴は
- hypervisorでの電力管理
- 最新のCPUがサポートするページテーブルの強化機能を利用するShadow3技術
- CPUIDを利用して、異なるタイプのCPU間でmigrationが安全に利用できる。
- PVSCSIのデバイスドライバによって、PV(para-virtualization:準仮想化)の環境でもオーバヘッドなしにSCSIが扱えるようになった
- Intel VT技術に基づいたx86のリアルモードのエミュレーション機能によって、大昔のOSもゲストOSとして利用できるようになった
商用のhypervisor製品(Citrix XenServer, Virtual Iron, Oracle VM and by some degrees Sun xVM Server) やOS(Novell SUSE Enterprise Linux, Red Hat Enterprise Linux)にも、数ヶ月以内にこれらの機能が統合される見通し。
そういえば、virtualization.infoの日本版も充実してきたとか。
どうでもいいことだけど気になったこと
Security enhancements for Xen development (thread) - Xen Sourceがスパムだらけなんですけど。