読書

「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか」読了していた

なんで潰れないか、それは、当局にとってこういうチャネルは目に見える形で、コントロール可能な形で存在してほしいからだ、というのはたしかにそーだなーと。 とはいえ、グレーなもの、fringeなものに対して当局がいつもこんなふうに立ち回ることが期待でき…

「会社はこれからどうなるのか」のエピローグ

この本は、これから会社に入るひと、これから会社を作るひと向けの啓蒙書らしいが、学者さんの本とは思えないほど説得力がある。 ところで、読書メモには肝心のところが残っていないので補足。まぁ、今となっては常識のこともあるけど。 株主主権の会社は、…

会社はこれからどうなるのか読了

会社はこれからどうなるのか作者: 岩井克人出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2003/02メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 52回この商品を含むブログ (98件) を見る この本、装丁が菊池信義さんでした。 自分が経済の素人であるせいもありますが、これは非常…

買い物のついでに図書館へ

春先は、地元の図書館が蔵書整理とかで順繰りに休館になる。そこで、普段は行かない図書館(分館)へと足を伸ばした。 借りたのは 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)西村博之 a.k.a. ひろゆき 著 会社はこれからどうなるのか岩井克人著 いずれも…

貨幣論を読了した

マルクスの交換の図式で、「=」の部分が誤解の元だった。これは、交換されるという意味であり、需要と供給の一致があるということであって、かならずしも「等価・同値」ということを意味しない。物々交換の「二重の一致」のところで、自分の誤解に気がつい…

その他の本は?(あー、はまぞうがつかいにくくなってる!)

1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)これは貸出延長してもいいかな、とはいえ、何を読むかというと、1997年当時の政界の楽屋話だけかもしれません。ナイトの不確実性については、この期に及んで本を読んでお勉強するより、相場を見たほうが面白いで…

ヴェニスの商人の資本論読了

経済学をまじめに勉強したことある人には、あまりにも細切れすぎて食い足りないだろうけれど、自分にはちょうどぴったりな分量だった。わけがわかんなくなって眠くなるころに、1つの文章が終わる、というリズムもよし(笑。 こんどこそちゃんと貨幣論 (ちく…

ヴェニスの商人の資本論p.72あたりまでを読んでのメモ

以下、経済は素人だし、殴り書きなので本気にとらないで下さい。資本主義を動かす利潤(資本の蓄積の源泉)利潤の源泉 外界(新世界<歴史的に所与のもの 労働(low returnで、平等にあるが、価値が限界まで低い) 差異>イノベーション<これは天与のもので…

ヴェニスの商人の資本論のタイトルチューンを読了

書名にもなっている最初のエッセイを読み終わったところだが、このエッセイは水村美苗氏のアイデアによるところがおおきいと註にあった。論文が示されていないのが残念だ。 内容についてだが、「ヴェニスの商人」はあくまで資本主義と貨幣の役回りのサンプル…

銀行まわりのついでに図書館へ

FEDの利下げとか経済の節目を見たような気がして、、、ふらふらと。 1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)作者: 竹森俊平出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/10/12メディア: 新書購入: 11人 クリック: 177回この商品を含むブログ (84件) を見る…

ポアンカレ予想を解いた数学者を読了

かなり誠実にかかれた本だった。数学的内容をおろそかにしないという点でもそうだし、わかりやすい例を取り上げようとする点でもそう、そして、この問題を含んだ数学そのものの歴史的位置づけ、そして数学を今日まで伝えてきた教育者、翻訳者、検証者の労苦…

ポアンカレ予想を解いた数学者p.122メモ リーマンがガウスに向かって講義した、幾何学の基礎

空間を数値の組で定義。n次元空間はn個の数値の組の集合に他ならない 空間では、近い点同士の距離が定義できれば、連続性:コンパクト性が定義できる。 数学では直線を2点を最短距離で結ぶ線=測地線 ・三角形は3本の測地線で切り取られる図形 ・三角形の…

「ポアンカレ予想を解いた数学者」

図書館から借りてきた。 ポアンカレ予想を解いた数学者作者: ドナル・オシア,糸川洋出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/06/21メディア: 単行本 クリック: 54回この商品を含むブログ (45件) を見る 邦題をみて、「ああ、さすがにこれは数学的詳細をおっか…

借りてきた本

貨幣論作者: 岩井克人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1993/04メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (17件) を見る証券分析 【1934年版第1版】 (ウィザードブックシリーズ 44)作者: ベンジャミン・グレアム,デビッド・L・…

バフェットに学ぶ

最強の投資家バフェット (日経ビジネス人文庫)p.46で、新聞配達をしながら、放置されている雑誌から、購読期間を示すステッカーを集めて、購読セールスのタイミングを計った、、とかいう逸話に、単純に感心してしまう。 自分の持ち場から近いところにビジネ…

これでいくらかは昨年のプライスコレクションを見逃したのが救われた感じ

若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語作者: ジョー・プライス,山下裕二,鈴木理策出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (12件) を見る読了

「達人プログラマー」中の略語とかメモ

DRY(don't repeat yourself) p.27(hint 11) DBC(design by contract) p.113(hint 31) デメテルの法則 p.144

川崎図書館にてなんとなく説教臭い本を借りてきた

Joel on Software ゲーデルと20世紀の論理学(ロジック)〈2〉完全性定理とモデル理論 デバッガの理論と実装 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language) 達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道借り出しは2度目 Rubyソースコード完全解説借り出しは2度目

「イスラーム文化」読了

第二部と第三部を読了した。イランの12イマームの話は面白かった。

「C/C++セキュアコーディング」流し読み

以下、記憶に頼ってメモ(汗 2章 文字列操作 対策:getsを使わない 代替: fgets() CONS: 改行文字を保存するので互換にできない gets_s():stdinからしか読まない。最大文字数を指定 CONS: 入力が長すぎるとエラーとなり、データはすべて失われるとともに、…

「ヤバい経済学」読了してた

先日の感想に、あんまり付け足すことは、ないねぇ(笑 先生のいんちきの話については、正しくデータマイニングできた例として心に留めておいてもいいかもしれないが、必ずうまくいく「具体的な」方法論が示されているわけでなし、お勉強にはならないな。知恵…

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検するはまだ読み終わっていないけど

この本は利己的な遺伝子 (科学選書)に似てるかもしれない。 物議をかもす、っていう方向ではなく、 物事の原因と結果は、単に相関があるから、というだけで思い込みできめつけることはできない。片方のパラメータを操作して、それが本当に「結果」に影響があ…

そうそう「ヤバい経済学」を借りてきてたんだ

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する作者: スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー,望月衛出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/04/28メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 383回この商品を含むブログ (334件) を見る ちょっと…

「Jリーグのマネジメント」「メッカ」「三国志」「RoR」本を返却

「Jリーグ」のマネジメント―「百年構想」の「制度設計」はいかにして創造されたか作者: 広瀬一郎出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2004/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 89回この商品を含むブログ (22件) を見る 「W杯2006の後に叩かれた電通…

メッカからクルアーン(コーラン)ヘ

先日借りてきた「メッカ」だが、写真には圧倒された。コーランを読んでみたくなったのでサイトを見つけた。 とはいえ、自分はアニミズムというか森羅万象これ神宿るものという想念が染み付いてるので、こういう砂漠由来の「絶対者との契約によってのみ生きら…

「三国志の風景」読了

通勤電車の中で。結構いい本だった。

「コピーライトの史的展開』白田秀彰

論文の体裁なので、頭からお尻まで読み通す気合が出なかったものの(面白そうだが)、逆に考えれば、論文というものは序章と結論だけ読めば遺漏は無いということで、そこだけちらっと読んでみた。 以下、もとより正確な要約ではない。いや、意図的な誤読と言…

図書館へ

ぜんぜん読めなかったペトロスキー本をひとまず返して、ちょっと目に付いた本を借りてきた。 「「Jリーグ」のマネジメント―「百年構想」の「制度設計」はいかにして創造されたか」いろいろ言われる電通だが、商売としてJリーグを分析する目は厳しいって感じ…

「C++の設計と進化」読了

というか1パス目終了。疲れた。 幸か不幸か、仕事では一度も使わなかったC++だが、ずいぶん言語仕様はダイナミックに変化してるんだねぇ。実際のコンパイラはどうなのか知らないけど、これには付いていくの大変だったろうなぁ。 手元にはC++ Programming…

川崎図書館に行ってきた

橋はなぜ落ちたのか―設計の失敗学 (朝日選書 (686))と数理科学別冊のゲノム本を返却した。C++本とPostfix本は貸出延長してもらった。 借りてきたのは、 予約しておいた世界でもっとも美しい10の科学実験作者: ロバート・P・クリース,青木薫出版社/メーカー: …